アンバサダー紹介
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藤田 承紀
イタリアでの修行後、菜園料理家として活動を開始。アメリカ大使館内大使夫人の菜園管理人、サルヴァトーレフェラガモ氏とのコラボレーションディナー、服部栄養専門学校特別講師、松屋銀座料理セミナー講師、書籍出版、テレビ・ラジオ・雑誌出演等。ヴィーガンやアレルギーのある人も同じテーブルを囲める、野菜のイタリアンを得意とする。
環境省「つなげよう支えよう森里川海」プロジェクトのアンバサダーや、食書籍著者で構成される「日本食文化会議」の運営委員を務める。他、avexダンスインストラクター、真鍮作家、金継ぎ師と、多岐にわたり活動。
2021年仙台市泉ヶ岳の麓に移住し「農と手仕事」を軸とした暮らしをしている。コメント
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小原 壮太郎
一般社団法人the Organic 代表理事。10年間の広告会社勤務を経て、2007年アントニオ猪木氏のプロレス団体代表に就任。同氏の北朝鮮訪問同行を機に農業問題に気づく。2013年に四角大輔と共にthe Organic設立。2016年 環境省森里川海アンバサダー、2018年 全国有機農業推進協議会 理事に就任。
コメント
これからの飲食業界を元気にする、高付加価値なサステナビリティ推進アクションに敬服しました!
日本古来の伝統技術「金継ぎ」を土台とした飲食業界のサステナビリティ推進アクションということで注目していましたが、この取り組みによって、飲食店だけではなく個人までもが割れるリスクを恐れずに、質の高い食器を長く大切に愛用していくという意識・習慣が定着し、日本人の意識や行動を変革する重要な契機となると期待しています。
応援コメント
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tresis(広尾) シェフ
河島 英明
広尾の会員制レストラン「treis」シェフ。
「RISTORANTE KIORA」でイタリア料理を、「レストラン サンパウ」ではミシュラン3ツ星を獲得したシェフの元でモダンスパニッシュを、「エディション・コウジシモムラ」でフレンチを修行し、大手グルメサイト食べログで4.8の高評価を獲得した「Bon.nu」で、数多の美食家を唸らせた河島英明シェフ。コメント
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Q金継ぎをやろうと思ったのはなぜですか?
A自分は料理人で、料理を、作るのが仕事ですが、料理を作ってもお皿が無いと盛る場所がない、お皿に乗せないとただの食べ物だと思ってます。
なのでお皿は料理を作る上ですごく大切で、なくてはならないものです。なので割れたりかけたりすると凄くショックで、割れたら新しいお皿を買えば良い、確かにそうなんですが、やはりお皿にも作り手がいて、同じモノを作る人間として、それはいかがなものかという事で、金継ぎやろうとなりました。 -
Q実際に金継ぎをしてみていかがでしたか?
A予想以上に簡単で助かってますw
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Q営業でお使いになってみて、お客様の反応はいかがですか?
A「金継ぎしてるんですねー」までは普通の反応なのですが、「自分でやってます」って言うとだいぶ驚かれます。
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Restaurant État d’esprit(宮古島) シェフ
渡真利 泰洋
コメント
東京から帰ってきた器の一部。
一度使えなくなってしまった大切な器がより味を増して復活してくれました。
本当に本当にありがとうございます。
洗練された技術、オススメです! -
創和堂(広尾) 店主
酒井 英彰
コメント
お店で使用している器はどれも大切なものばかりです。
しかし普段の営業で繰り返し使用して洗い物の回数も多く、どうしても割れたり欠けたりは避けられません。
金継ぎは知ってるけど、毎日仕込みや営業で忙しくなかなか手をつけられないものです。
そんな時に丁寧に金継ぎして、返して頂ける。
とても素晴らしいサービスだと思いました。
金継ぎした器もまた味がでて、更に愛着が湧きます。
ぜひ周りの方にもおすすめしたいです。 -
sel sal sale(恵比寿)
濱口 昌大
コメント
すごく気に入っていた器が蘇る嬉しさを感じ、大切にしたいと思う気持ちが強まりました。
形ある物はいつか壊れてしまうと言いますが、金継ぎによって、また違う魅力が器に出てきたように思います。
器あっての料理、食材あっての料理、お客様あっての料理と、全てのつながりを大切にしていこうと思いました。
金継ぎを依頼する
協会認定の金継ぎ師が心を込めて修繕いたします。
本金継ぎ、簡易金継ぎ、銀継ぎ、共継ぎとご予算と器に合わせて最適な技法で御見積いたします。
金継ぎを体験する
初めての方でもできる「かんたん金継ぎ」と本漆を使った本格的な「本金継ぎ」を学べるワークショップを南青山Hanareにて定期的に開催しています。
僕が金継ぎを始めたのは、福祉施設のレストラン「らんどね空と海」のシェフをしていた時でした。
一緒に働かせてもらっていたのは障がい者と呼ばれる人たちで、僕は彼らが大好きでした。
僕自身、生まれつき左耳が聞こえず、20歳になるまで癲癇の治療で病院に通っていたのですが、家族や友人に恵まれ、それらを前向きにとらえる事ができていました。
そこで、もしも困っている人たちがいるなら力になりたいと思っていた所、ご縁をいただいてレストランの立ち上げが実現しました。
しかし、いざ一緒に働いてみると本当に素敵な人たちばかりで、力になるどころか、たくさんの元気をもらいました。
そんな彼らは、料理を一皿一皿ゆっくり丁寧に運んでくれるので、お皿も素敵な物が使いたいと思い、大好きな陶芸家さんやガラス作家さんの食器を選択しました。
ですが、手が不自由な人も多く、頻繁に食器を破損してしまっていました。
何か良い方法はないかと思い、調べた金継ぎ。
試しに勉強してみると、大変な時間がかかる事が発覚。
破損のスピードに、追いつきません。
他に何か方法は、、、と模索したところ、「合成うるし」だと、短期間で修復でき、手もかぶれない事が判明。
そうして、たくさんの食器を金継ぎするようになりました。
割れてしまった食器を金継ぎした箇所のことを「景色(けしき)」と呼びます。
そんな事を知ってからは、誰かが食器を破損しても「金継ぎで直せるから大丈夫だよ」といった声がけが出来るようになり、とても穏やかな気持ちになれました。
「景色」を見るたびに、割った時の事を思い出して微笑ましくなったり。
本当は割れてしまってマイナスになりがちなところに美を見出し、愛でて楽しむ、おおらかで美しい技術「金継ぎ」。
本漆を使った金継ぎは、職人さんに敬意を払わずにはいられない大変な技術ですが、簡易版であれば誰でも手軽に始められるので、ぜひたくさんの人に知っていただきたいです。