協会概要

協会情報

名称
一般社団法人 日本金継ぎ協会
住所
107-0062
東京都港区南青山6-12-12 南青山マンション205
設立
2021年4月
代表理事
竹下 茂雄

代表メッセージ

竹下茂雄

一般社団法人 日本金継ぎ協会

代表理事 竹下茂雄

私は都内を中心に飲食店2500店舗へ業務用食器・備品資材などを供給している業務用陶磁器販売会社「京橋白木株式会社」の4代目です。
創業から127年目を迎えます。

事業拡大を目指していた2018年。
ニュージーランド在住の執筆家四角大輔氏と出会い感銘を受け、これまでの事業から持続可能な事業への方向転換を決め、保有する自動販売機6台の撤廃や、事業用電力をみんな電力の再エネ100%へ切り替える等、環境保全の取り組みを開始致しました。

2020年コロナ禍に環境省森里川海アンバサダーの藤田承紀氏のワークショップで「金継ぎ」と出会い、後に自分達が納入した器がゴミ箱に無造作に捨てられている姿にショックを受け、産業廃棄問題と直面。
陶磁器は焼却できない不燃物で、埋め立てても土に戻ることはありません。
安価な輸入品を使い捨てのように使っている日本の現状を変える必要があると感じ、継続的に「金継ぎ」を飲食店に提供することで、器に持続可能な循環をもたらす「飲食店のサステナビリティ推進」を拡めていきたいと、2020年「日本金継ぎ協会」を設立致しました。

当協会は、陶磁器を「金継ぎ」によってリユースに取り組むことで、陶磁器の廃棄削減、日本文化である「金継ぎ」の承継と伝承に貢献することを目的に設立。
従来、ワレ・カケ・ヒビなどが発生した陶磁器は廃棄されていましたが、「金継ぎ」を施すことで、器を再生し、継続して利用することができます。

金継ぎは、環境に優しく、企業としても食器購入コストを下げる事ができ、更に割れた箇所が 「金継ぎ」によって、より美しくなり、新たな魅力が付加され 、商品への愛着が湧きます。
SDGs指標12の「つくる責任・つかう責任」への取り組みとして、対外的に自社の地球環境への意識を発信していただけると考え、金継ぎ教室の開催や飲食店への金継ぎの無償提供等の活動を行い、金継ぎを広く広めるための活動を行っています。

金継ぎを依頼する

協会認定の金継ぎ師が心を込めて修繕いたします。
本金継ぎ、簡易金継ぎ、銀継ぎ、共継ぎとご予算と器に合わせて最適な技法で御見積いたします。

金継ぎを体験する

初めての方でもできる「かんたん金継ぎ」と本漆を使った本格的な「本金継ぎ」を学べるワークショップを南青山Hanareにて定期的に開催しています。